スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

滋賀県嘉田知事、生活環境主義

8/11毎日JPの記事に、「里海:守れ 人が手を入れ環境を維持、取り組み始まる」
http://mainichi.jp/select/science/news/20080811ddm016040012000c.html
という特殊記事がありました。
「21世紀環境立国戦略」で重点的に着手すべき施策とされ、環境省は今年度から里海創生支援に乗り出した。
というものです。
 注目したのは、「専門家に聞く」で、滋賀県嘉田知事がコメントを出しています。
「私と仲間が80年代に琵琶湖研究を始めたころ、下水道整備や物理化学的な方法で水をきれいにする近代技術主義と、ヨシ帯や希少種を守ろうという自然環境保全主義とが環境政策で対立していた。しかし、地元での調査を続け「第三の道がある」と感じた。それが、生活者の視点で環境とのかかわりを見る生活環境主義です。
 湖辺の農山漁村の人々の考えは自然保護論ではない。例えば、ヨシ帯は自然のまま放置するのでなく、刈り取って利用し、手を入れて維持されてきた。川もアユやビワマスが産卵しやすいよう、川底を耕していた。シジミかきは湖底を毎日掃除しているようなもので、結果的に酸素を供給している。自然に手を加えながら生産力を上げる仕組みがあった。」

 自然を放置するのでなく、また大きく改変してしまうのではなく、自然をうまくコントロールしながら、人間の生活に潤いをもたらす。こういう様式があるということです。
 昨年秋に現地シンポジウムで高島市に行きましたが、旧新旭町では、「川端」といって、豊富な湧き水を利用して、最初は顔を洗い、次の層で食器洗い、次に洗濯と、見事に生活の中に自然の水が活かされていました。
http://www.npo-rdi.com/siosai84/SymposiumInTakashimaCity.htm

琵琶湖は過剰土木でもってさわるべきでない、というのがいまではおおかたの識者の考え方になっている」(街道をゆく24・近江・奈良散布 司馬遼太郎) というように、豊かな琵琶湖を持った滋賀県では、自然とうまく共存して生活するというような考えたでないと、知事はつとまらないと思います。

道州制が議論されていますが、「関西州」となっても、滋賀県のような個性が十分に活かされるような仕組みになる必要があると思います。           TKAM
スポンサーサイト

theme : 琵琶湖
genre : 地域情報

tag : 琵琶湖 環境 自然 嘉田知事 里海 高島市 川端 滋賀県 生活環境主義

プロフィール

地域デザイン研究会

Author:地域デザイン研究会
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。